見てるだけでも癒される東部の観光地<ティルタ・ガンガ>【バリ島・観光情報】

2018年04月20日 バリ島観光情報

 

かつてのカラムガッサム王のための

美しく清らかな水の離宮

 

東部カラムガッサム県アムラプラの街から車で15分ほどのアグン山の麓、のんびりとした田園風景が広がる中にある「ティルタガンガ」は、旧カラムガッサム王のアナック・アグン・アングラ・クトゥットが休日を過ごす場として1947年に造られた水の離宮。インドのガンジス川にちなんで”ガンジスの聖水”という意味を持つこの名が付けられた。アグン山からの湧き水を湛えた池があり、お祈りの際の聖水として利用される他、敷地内には湧き水プールなるものも設けられていて地元の人々の憩いの場ともなっている。敷地の中央の大きな溜池にはバリ風の彫刻が施された石像と飛び石があり、観光客に混じって楽しそうな声を上げながら走り回る子供達の姿を目にすることが出来る。

かつてオランダ統治時代に支配下に入りオランダ文化の導入をいち早く進めたカラムガッサムには、カラムガッサム王宮、タマンウジュン王宮と西洋建築の影響を受けた建物を目にすることが出来るが、ここティルタガンガもその一つで、伝統的なバリ様式とはまた異なる凛とした美しい佇まいを見せている。アグン山からの澄み切った聖水は大変清らかで美しく、その清々しい空気に包まれていると不思議と心が癒されていくようだ。絶景”天空の寺院”ランプヤン寺院からの帰りに立ち寄り可能なので、東部にお出かけの際にはぜひこの2つの癒されスポットに足を運んでみて。

ティルタガンガ

ティルタガンガの入り口、左手が料金所

ティルタガンガ

中央にある大きな池には飛び石が敷かれていて、その上を歩くことができる

ポンプを使用せず塔から水が吹き出す噴水、奥には湧き水プールがある

居るだけで心が癒されるスポット

ティルタガンガ

カラムガッサムの地に咲いたヨーロッパ文化を垣間見れるような佇まい

スポット自体は大きくないので30分もあればゆっくり過ごすことができる

敷地内には彫刻が沢山あり、子供達の良い遊び場となっている

ティルタガンガ

周辺には東部の田舎らしい素朴な田園が広がる


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