盆栽通り「Hoang Hoa Tham・ホアン・ホア・タム」2

2024年02月2日 ハノイ , ハノイ市内情報

皆さん
こんにちは

いよいよ来週から、ベトナムはテトに入ります。
テトとは、ベトナムにおける「お正月」の事を言います。
ベトナムは、日本のように毎年1月1日がお正月というわけではなく、旧暦で数えるため毎年日付が変わります。

そして祝日が少ない、ベトナムにとってテトは貴重な長期休暇となっており、

1年の中で最も大切な時期と言えます。
そんな中、今一番大忙しの場所があります。
それは以前、ご紹介しました「盆栽通り」こと「ホアン・ホア・タム」です。
普段は、盆栽や植木等が売られている「ホアン・ホア・タム通り」この時期になると、
多くのお店で、たくさんの綺麗な花が並ぶことからテトの風物詩の一つになっています。
その中で特に目立つのが「金柑の木」と「桃の花」です。
なんと歩道全てが「金柑の木」と「桃の花」で埋まってしまうくらい、
どこのお店も「金柑の木」と「桃の花」を販売しています。
なぜ「金柑の木」と「桃の花」なのか、
それはベトナムのテト期間中に、家で植木を飾る風習があるからです。
そして、その風習は地域によって飾る植木の種類も違っています。
北部では「桃の花」、または「金柑の木」を飾り、中部と南部では黄色の花を飾ります。
それぞれの木には、金運上昇や子孫繫栄等の意味が込められています。
テトの1ヶ月前から、いろんな植木が「ホアン・ホア・タム」通りで売買され、大いに盛り上がります。
普段は別の物を売っているお店も、品物をガラリと「金柑の木」や「桃の花」に変え、

期間限定の金柑屋または桃の花屋になってたりと、ハノイならではの光景を楽しむ事が出来ます。

テト前の「ホアン・ホア・タム」の雰囲気を是非、一度体験してみて下さい。

 

以前、紹介しました「盆栽通り」こと「ホアン・ホア・タム」の記事は
↓こちらになります。

盆栽通り「Hoang Hoa Tham・ホアン・ホア・タム」