コロナ禍でのベトナムの国内旅行の状況
新型コロナウイルスが終息へと向かっていたベトナムですが、
7月末に99日ぶりの新規感染者が確認され、ベトナム国内には再び緊張感が走っています。
そのため、現時点ではレジャーや娯楽といった雰囲気ではないのが実情です。
今後もベトナム国内の動向については弊社ブログにてご報告させていただきます。
ベトナム中部ダナンで99日ぶりに国内感染者を確認
ベトナムでは7月25日に99日ぶり416人目の新型コロナウイルス国内感染者が中部ダナンで確認されました。また、同31日には国内初の死者も出ております。
新規感染者発覚から8月6日現在までにベトナム全体で新たに268人の感染者が見つかっております。そのうち241人がベトナム中部で確認されており、今もなお中部では感染者が増え続けております。
中部ダナンはベトナム有数の観光地で最初の感染者が見つかった時点で約8万人の観光客がいました。飛行機などでそれぞれの自宅に戻ったため、感染者が全土に広がる可能性がでています。
新しい形のウイルス?
保健省によると、患者から採取したウイルスの遺伝子は、これまで国内で発見された5種類の新型コロナウイルスとは型が異なり、感染力が強いタイプだとの事です。
ベトナム国内の様子
ダナンは感染者が確認されてから現在までロックダウンしています。ハノイ、ホーチミンでも感染者は10人未満ですが、人が集まりやすい場所(ハノイならば旧市街)でのバー、カラオケ、ディスコの営業は政府から中止されております。
ダナン、ホーチミンでは公共の場でのマスク非着用に10万~30万VND(約463~1389円)の罰金処分が科されることになっています。ハノイではそのような条例は出されておりません。
ハノイ、ホーチミンでは生活していて変わった事はマスクの人が増えたくらいで、いつも通りの生活です。 ロックダウンに向けてのスーパーでの買い占めも無く、マスクも普通に購入できます。
ハノイ旧市街タヒエン通りの様子。全てお店は閉まっています。
ハノイホアンキエム湖周辺
ホーチミン街並み