食品の国内生産を強化する取り組み<SDGs 目標2 飢餓をゼロに>
目標2 飢餓をゼロに
発展したシンガポールで、この目標は問題ないのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、シンガポールは、土地が狭く、ほとんどが工業・住宅に利用されています。
シンガポールの食品自給率は10%を切っており、食糧のほとんどが輸入されています。その為、他国での食料生産の減少や物流の寸断が起きると価格上昇や供給不足に直面します。
コロナウィルスが流行り始め、ロックダウン直前頃には陸路や空路がストップされ、食糧・日用品が無くなるのではないかと心配した多くの国民がスーパーで買い込みをしており、スーパーからトイレットペーパーや卵・野菜が無くなるという事態が起きたほどでした。(実際には、物品運搬用のトラック等は対象外となり、政府からも充分にストックはあるので買い込みは行わないようにとのアナウンスがありました。)
この対策として、輸入元を分散したり、国内生産を強化する取り組みを行っています。
シンガポール農水畜産庁(AVA)は、農業のハイテク化を目指し、生産性を高めるための支援を開始しており、限られた土地・人手・エネルギーを駆使して、生産を開始しています。
その施設の1つが、スカイグリーンです!
スカイグリーンは、最小限の土地・水・エネルギーを利用して安全で新鮮な野菜(レタス・カイラン・パク・チョイなど)を生産しています。
スカイグリーンは、見学も可能です。
ご興味がある方は、是非お問い合わせください。