《2025年最新情報》マレーシアの酒・タバコ・電子タバコ事情と持ち込み制限のまとめ

海外渡航時に気になることと言えば、渡航先のお酒やタバコ事情なのではないでしょうか?
今回はマレーシアの酒・タバコ・電子タバコ事情についてまとめたいと思います!
事前に何も知らずに渡航し、渡航先にて法令違反で罰せられる…なんていうことにならないようにご確認ください

 

【目次】
マレーシアのお酒事情
マレーシアのタバコ事情
マレーシアの電子タバコ事情 

 

マレーシアのお酒事情

お酒の持ち込み制限

1人あたり酒類1本(1リットル程度)※21 歳以上の方のみ

 

マレーシアでのお酒の値段

マレーシア国内では「カールスバーグ(Carlsberg) 」と「ギネス(Guinness)」の2社が国の認可を受けてビールを製造していて、この2社によって様々なブランドのビールが生産・販売されています。
酒類の値段に関しては、マレーシア全体の物価に比べると高いです。理由は、マレーシアはイスラム教国で、イスラム教徒はお酒を飲まないので酒税が高く設定されているためです。ビールの価格は1缶250円~になります。

 

マレーシアではどこでお酒が買えるの?

マレーシアはイスラム教国の為、大型スーパーや中華系のお店などでは販売されていますが、全てのお店で手に入るわけではありません。一部コンビニでもビールの取り扱いがあるようですが、そのコンビニのオーナーの意向にもよるとか。中華系のオーナーの場合は取り扱いがあるようです。

マレーシアのタバコ事情

タバコの持ち込み制限

持ち込みは可能ですが「いかなる形のたばこも課税対象」となります。

 

タバコの値段

日本円で1箱600円前後

 

喫煙場所

マレーシアでは2019年1月1日より全ての飲食店において全面禁煙と法律で定められました。電子タバコも禁煙の対象となります。
レストラン、カフェ、食堂、屋台、鉄道内・船内のレストラン等も全て対象です。違反した場合の罰則は下記の通りです。

最高1万リンギット(約36万円)の罰金、又は2年以下の懲役

又、マレーシアの飲食店以外の主な禁煙区域は下記の通りです。

  1. ショッピングセンター
  2. 公共の場所(道路、人が集まる場所、公園、博物館など)
  3. 政府の建物
  4. 公共交通機関とそれらの駅(バス、鉄道、空港など)、タクシーの車内
  5. 宗教施設
  6. マラッカ世界遺産地区
  7. ジョージタウン世界遺産地区
  8. 「禁煙」と書かれている場所
  9. 一部のホテル

 

電子タバコ事情

マレーシアへの電子タバコの持ち込みは可能ですが、機内持ち込みの規定などは事前に航空会社へご確認されることをおすすめ致します。 

機内持ち込み

各航空会社のWebサイトで最新の情報をご確認ください。

◆マレーシア航空

https://www.malaysiaairlines.com/jp/ja/plan-your-trip/baggage/battery-powered-portable-electronic-smoking-devices.html

“電子タバコを含む電池式の携帯用電子喫煙器具のお預かりはできません。

また、以下の場合を除き、機内持ち込みもできません:

– 個人使用目的のみ
– 予備バッテリーは、元の小売包装に入れるか、端子を絶縁することにより、個々に保護されている。
– 各バッテリー:

  • リチウムメタルバッテリーの場合、リチウム含有量が2グラムを超えないこと。
  • リチウムイオンバッテリーのワット時定格量が100Whを超えないこと。
  • UN Manual of Test and Criteria, Part III subsection 38.3 の各試験の要件を満たすこと。”

 

◆日本航空

https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/boarding_attention/

“「電子タバコ」などの火を使わない喫煙器具につきましても、他のお客さまの快適性を損ねる恐れ、誤解を招く恐れがあるため機内ではご使用いただけません。”

 

◆全日空

https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/prepare/baggage/limit/caution-restriction03.html

“自ら使用するものに限り機内持ち込みが可能です。預入手荷物としてお預かりすることはできません。

電子タバコ、電子葉巻、電子パイプ、個人用ヴァポライザー、電子ニコチン供給装置等(無煙タバコ含む)の火を使わない喫煙器具も、他のお客様への快適性を損ねる恐れがあるため、ANAグループでは機内での使用をお断りしています。なお、電子タバコ本体、予備バッテリーを機内で充電することは禁止されています。

リチウム電池で駆動する電子タバコの取り扱いについて
リチウム電池のうち、リチウム金属電池はリチウム含有量が2g以下、リチウムイオン電池はワット時定格量が100Wh以下のもののみ、機内へのお持ち込みが可能です。
熱が発生する部分が不測の作動をしないよう措置してください。
予備の電池は、短絡しないよう個々に保護してください。”

 

国土交通省より持ち込み制限について/機内持ち込み可、お預け不可のもの

①バッテリー
(種類や容量によっては取り扱いが異なる為、係員へお知らせください)
1.モバイルバッテリー
2.リチウムイオン電池
3.リチウム金属電池
4.燃料電池

②マッチ/ライター類
※喫煙用ライター/マッチはお1人につきいずれか1個まで。携行する場合に限ります。ライターの種類によっては機内持ち込み不可のものもあります。

③発熱するもの
1.電子タバコ

 

IQOS(アイコス)からの案内は?

加熱式たばこの航空機内への持ち込み
IQOS本体にはリチウムイオン電池が内蔵されているため、安全性の観点から、手荷物として預けることができず、機内への持ち込みのみ認められています。
また、機内での充電は禁止されています。
詳しくはご利用の航空会社にご確認ください。
参照:航空:機内持込・お預け手荷物における危険物について – 国土交通省

 


電子タバコについては、各国によって扱いが異なります。

なお、同じ東南アジアでもタイやシンガポールでは電子タバコは禁止されており各国によって扱いが異なります。2017年9月には、タイにアイコスを持ち込んで逮捕されたという報告もありますので、海外渡航時は十分にご注意ください。

乗り継ぎでタイやシンガポールに立ち寄る場合、入国審査をせずに乗り継ぐ場合は大丈夫ですが、入出国を伴う乗り継ぎとなる場合はご注意ください。
乗り継ぎに関する詳細は、事前に航空会社へ確認されることをお勧め致します。

 

お問い合わせ

マレーシア旅行に関してのお問い合わせはウェンディーツアーまで。お問い合わせはこちらから