【マレーシア・クアラルンプール】旅 x SDGs 森林研究所 FRIM(フリム)~森林を守るためにできること~

地球の肺と呼ばれる森林を守る

 

【目次】

  1. 森林破壊の現状
  2. マレーシア森林研究所FRIM
  3. SDGsへの取り組み
  4. ツアー日程

 

 

森林破壊の現状

管理されなくなった人工林が森林の荒廃や”緑の砂漠”という問題を起こしています

森林は光合成により二酸化炭素を吸収し、酸素を大気に供給しているだけでなく酸素や炭素の循環を調節するなど「地球の肺」と呼ばれる森林は地球の気候を維持するうえで非常に重要です。しかし開発や火災、地球温暖化によって森林は年々減少・劣化しており、毎年北海道の77%にあたる約600万ヘクタールの森林が世界中で失われ続けています。
人工林が放置され樹木が密集することで地表に太陽が届かず、地表の植物が育たなくなった状態を「緑の砂漠」といういわれ、土砂災害や水質悪化や地中の保水力の低下など深刻な問題となっています。

森林破壊がもたらす危機

マレーシア森林研究所( FRIM:フリム)

アジアを代表する森林研究機関

アマゾンやアフリカのジャングルより古い世界最古の原始林がクアラルンプール郊外に存在します。そこに動植物の生態や森林資源保護の研究を行っている世界の熱帯林業研究の主要機関のひとつであるマレーシア森林研究所(FRIM:フリム)がクアラルンプール北西約16㎞、ケポンのブキット・ラゴン森林保護区(545ヘクタール)に存在します。
2009年には
アジアを代表する森林研究機関として持続可能な森林経営や生物資 源の研究などを担ってきたとして日系アジア賞の科学技術部門に選ばれました。世界中の研究者が注目し、現在は2030年までに熱帯林の研究、開発、商業化、応用のリーダーになることを目標にさまざまな活動をしています。

世界最古の森林でアクティビティやジャングルトレッキング

熱帯雨林を知ってもらう施設として自然教育センターをはじめ、植物園やさまざまなアトラクションやアクティビティがあります。

SDGsへの取り組み

熱帯雨林を知ってもらおう

 

「緑の砂漠をつくらない」森林を守るために私たちが出来ることはなんだろう?

・過去40年以上、日本の森林面積は大きな増減はなく国土の約70%を占めています。しかしその中の40%が放置された人口林です。

 

 

SDGsの取り組みを考える(スクールアクションプラン例)

・身近な場所で行われている森林保護活動に参加する
・今まで気に留めなかった国際的な森林認証マークの意味を周知するために校内にポスターを貼る(例:FSC認証、PEFC認証)

 

認証マーク

認証マークを知ることで実践できるサステナブル(持続可能)な取り組み

FRIM(フリム)ツアー

 

インフォメーション

  • 移動距離 :市内中心地から車で約45分
  • 催行人数 :人数制限なし
  • 催行可能時間:08:30~17:30(平日のみ)
    ※スカイウォークは午前中のみ、金土日祝は不可、追加代金が必要です
  • トレッキング:最大20名に対し1名のネーチャーガイド(英語)が同行し説明を行います

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