マレーシア留学生日記~ さりあちゃん編
~マレーシアの大学生活について~
マレーシアのテイラーズ大学で観光学部を学んでいる菊池小里彩です。
私がマレーシアに来た理由や大学生活についてお話したいと思います。
マレーシアに来た理由
私は日本の大学を受験していません(笑)
これには3つ理由があります。
観光学を大学で学びたい
一つ目は観光学を大学で学びたいと思っていたからです。
きっかけは高校生の時に、一週間授業でアメリカ人の大学生の方が学校に来て、交流する授業がありました。
私の家はホストファミリーになり、一人のアメリカ人の女の子の学生を受け入れました。
授業の後に日本の観光地を一緒に行ったりしましたが、正直日本に住んでいながら日本の事をあまりに知らないという事に気づきました。
せっかく日本に来たのだから、彼女を様々なところに連れていきたいという思いがあっても、結局は有名なところしか案内できない自分に少し失望しました。
そんな思いをしたため、単純かもしれませんが観光に興味を持ち、大学では専門的に学び、将来は観光業に就きたいと思いました。
観光学部のある大学が少ない日本
二つ目は日本にはまだ観光学部が少なかったからです。
一つ目の理由の付け加えのようになるのですが、大学では観光学を学びたい!という思いで受験生の時に観光学部がある大学を探しました。ですが、受験当時は日本の大学に観光学部がある大学は少なく、加えて観光の科目があった大学があるかどうか…
あったとしても座学のみで自分にはあまり気分がのりませんでした。
留学が小さな頃からの夢
三つ目は、小さいころから留学をしたいと思っていたからです。
幼少期から英語に触れる機会を親が作ってくれて、英語の実力はありませんでしたが好きでした。
オーストラリアの高校に一週間ほど、高校の頃はアメリカの大学に二週間ほど短期留学を経験させてもらいました。
中学の時にハイスクールミュージカルにハマり、高校は海外の学校に行きたい!と強く思うようになり、親と先生に相談しましたが金銭面と高校生はまだ未成年なので心配という理由で反対され、断念しました。
大学こそ海外の学校へ短期でもいいから行く!との思いを持ちながら学校選びをしました。
テイラーズ大学を選んだ理由
マレーシアもたくさん大学があり、もちろん観光学部がある大学があります。
テイラーズ大学のホスピタリティー学部は世界で20位にランクインしていて、マレーシアでホスピタリティー学部といえば「テイラーズ大学が有名」という認識をされています。
なぜテイラーズ大学を選んだかというと、他大学を比べるとより専門的に学べると思ったからです。
例えば私が専攻している学部だと、観光とはに特化した教科のみ学べるので他の学部や科目は必須科目にありません。とは言っても自由に科目を選択する学期もあるので、興味のある他学部の科目を学ぶこともできます。
大学生活
私が一番印象に残っている授業は、クラスメートと一からツアーを作った授業です。
実際にお客さんに来てもらって、自分たちの作ったツアーを楽しんでもらうことを約3ヶ月期間で行いました。
場所を決め、観光場所、ツアー予定、値段、予約等をすべて自分たちで行ったので、旅行プランナーになった気分でした(笑)
10分間の英語でのガイドスピーチは大変でしたが、振り返ってみるとなかなか日本ではできないと思うのでいい経験でした。
また、自由選択科目でビバレッジクラスを取ったのも印象に残っています。
コロナ禍でこの授業を取りましたが、コロナ禍での行動範囲の緩和などがあり、4回は実際にキャンパスに行って授業を受けることができました。
キャンパスでの授業はでは、お酒のテイスティング、カクテル作りの実技テストがありました。
学校でお酒のテイスティングをすることも日本ではなかなか経験できないと思い選択しました。
お酒の種類、クラスの種類など一般席な知識を学べたので楽しかったです。
マレーシア留学を振り返って
私がマレーシアに留学してみて思ったことは、マレーシアの方は優しくてフレンドリーなので英語に自信がなくてもコミュニケーションを取ることが出来るという事です。
また、様々なことに挑戦できる環境があると思います。
マレーシアに来てから何事も挑戦してみよう!という気持ちで行動していると、思いがけないことや日本ではできないことに挑戦できたりして充実した生活を送れます。
他民族国家ならではの文化の違いなどを体験できたりするので、今までと違う経験がしたい方や、挑戦したい方にマレーシアをお勧めしたいです。
もうすぐ卒業なのでマレーシアから離れるのが少し寂しいです…
留学でなくても、旅行としてたくさんの方に一度は訪れて欲しい場所です。
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