マレーシア現地旅行会社のインターンシップ生によるインタビュー~現地在住の日本人スタッフ編~
こんにちは!クアラルンプール支店で今年一月から、インターンシップをさせて頂いてます、齊藤優です!
今回は日本人スタッフの方々にオンラインインタビューをしてきました。
一人目のインタビューは田中里奈さん!
Q1:何の仕事を担当していますか?
田中さん:ツアーの手配や、見積もり、さらには日本からくるインターンシップ生の担当など、何でも屋さんです!
Q2:大学生の時はどのような事を勉強していましたか?
田中さん:大学では心理学を専攻していました。実は中、高校生はマレーシアで生活をしていました。ですが、大学生活は日本過ごしてみたいと思い、大学は日本に決めました。
Q3:マレーシアでの滞在経験があったという事ですが、就職は日本か海外どちらでしたかったですか?
田中さん:大学卒業後、日本で四年間働いていましたが、いつかマレーシアに戻りたいという思いから、2年前にこの会社に来ました。
Q4:旅行業界を選んだ理由はなんですか?
田中さん:学生時代のバイトで旅行関係の仕事をやっていましたが、就職するまでは考えていませんでした。しかし、マレーシアに戻ってくる際、どういった仕事があるか探したところ今の会社にたどり着きました!
Q5:マレーシアに対しての印象
田中さん:マレーシアに来る前は、イスラム教で様々な規則に厳しいのかと思っていましたが、お互いの文化を尊重し合い、とても寛容な国だという印象を受けました。例えば、ラマダンの時期はイスラム教の人は食事を取りませんが、私たちが目の前で食事を始めても嫌な顔一つしません。それはある意味、自分は自分、他人は他人と言う意識があるように感じられました。
Q6:仕事選びに対して何かアドバイスがあれば是非教えていただきたいです!
田中さん:自分だったら、マレーシアに戻って仕事をしたい!と言う目標があったように、仕事を選ぶ際は、譲れないもの、軸は何かを考え、それをぶらさない事が大切!あとは、人との繋がり、縁を大切にすることです。
二人目のインタビューは大杉文さん!
※大杉さんはインタビュー形式ではなく、お話の内容をまとめさせて頂きました。
大杉さん:ベトナム、ホーチミン支店で働いています、大杉です。宜しくお願いします。
齊藤:本日は宜しくお願いします!!
Q:現在のベトナムの状況
今、ベトナムはコロナの感染者数としては減ってきているものの、観光客は未だゼロです。ですがこれは、どこの国でも同じような状況ですね。外に出たくても出られない、旅行に行きたくても行けない。こういう状況になって、今までの“普通”に有り難みを感じます。出来る間にしとけばよかった、こう言った後悔がないように今のうち出来ることを沢山経験して下さい!
Q:学生時代だからできる事、やっておいて良かった事
まずは、色々な職業体験をする事。それは、バイトでももちろん、職についてからも経験は強みになります。私はここに来る前、様々な仕事を経験しました。人材のお仕事やメディア系など業界は様々です。その経験を通して、今やりたいことできること、向いてる事が分かってしました。自分なんか10年もかかりました。
色んな職業体験をするべき!例えば、営業の仕事を通じて、数字の感覚を身につけました。今日の自分のはたらに働きは給料に見合っているか?と言った、実際に経験しなければ分からない感覚です。もちろんプレッシャーはありましたが、それ以上のやり甲斐を感じました。そういった経験を通して、今やりたいことできること、向いてる事が分かってしました。分かるようになるまで自分は10年もかかりました。
さらに、学生時代に出会った仲間は、将来の自分を助けてくれる存在になるかもしれません。人脈を広げることもまた、学生時代において大切です。ましてや、多民族国家にいて勉強している訳だから、日本では絶対に体験出来ないよな、様々な出会いがあるはず!
齊藤:実際、沢山の経験をされてきた方からのお話はとても参考になります。有難うございます。
齊藤:日本の会社を辞めた後、今のベトナムの会社に来られたんですか?
大杉さん:いえ、ベトナムに来て、約2年半ですが、以前はマレーシア、クアラルンプールでも勤務していました。
齊藤:ベトナムとマレーシアの違いは何かありますか?
大杉さん:一番は言語の違い!マレーシアでは、どこに行っても英語が通じますが、ここでは全然通じません!!話しかけないでオーラが出てるくらい、、、笑。また、マレーシアにはないグラブバイクがあり、毎日の通勤はこれを使っているんです!
Q:日本と海外の会社での違い
まずは、意識の違いがあると思います。これはマレーシアに限らないかもしれませんが、マレーシアの人は、自己の能力をきちんと理解し、この会社では発揮できそうにないと思ったり、自分に合わないと思ったらすぐ直ぐに辞めてしまいます。もはや、この会社は自分には合わないわ。と言わんばかりに。笑 その反面、トレーニング期間中、会社側も使えないと思った人材は直ぐに辞めさせられます。これは日本では見た事無いですね。つまり、自分からも辞められるが、会社側も求めるものに達しなかった場合、直ぐにクビにできると言う事。
また、マレーシアの人は話し合いを好み、何かあるたびにすぐ話し合いをします。そして、自分の意見を主張するのが好き。日本人は、聞き手に回ってしまいがちで、気付いたら傍観者になってし舞いますが、ここではそれはダメ!
またこれは、海外にいるからこそ気を付けなければならない事ですが、日本人に対しての接客なので、日本語を正しく使わなければなりません。東南アジア=のんびり、サービスの質が日本に比べて良くない。と思われがちなので、尚更日本にいる時より、適切な対応、また日本語を使わなければなりません。
Q:お話の最後に、これから就職活動が始まる私にアドバイスをくださいました。
今何がしたいと言う明確なものがなくても、様々な経験を通して、自分は何をやりたいか、出来るかが見つかります!何より今は経験です!なんてったって、若さはお金で買えない!!
田中さんと大杉さんのインタビューを終えて
貴重なお時間をインタビューのために割いていただき、本当に有難うございました。こんなにも沢山の経験をされてきた方々とお話をする機会が初めてだったのだったので、とても貴重な体験でした。今回のお話で、これからの就職活動に対するモチベーションも上がり、その先の将来の自分の理想像も少しずつですが、見えてきたような気がします。「何よりも経験!」という言葉を常に意識し、行動していきたいと思います。
三人目のインタビューは橋詰由紀子さん!
Q1:仕事の内容を教えてください!
橋詰さん:ペナン支店の支店長として、旅行の見積もり、管理、企画などを担当しています。現在ではオンラインツアーの企画も行なっています。また、ココナッツクラブという団体で、日本人に向けての入国のサポートや留学サポートなどもしています!
Q2:マレーシアに来た経緯、この会社を選んだ理由はなんですか?
橋詰さん:マレーシアにくる前は、日本のホテルで働いていました。しかし、当時の先輩にマレーシアのホテルで働いていた方がいて、その方の話を聞きマレーシアに対する憧れが強くなり、先輩に紹介してもらいマレーシアのホテルに就職しました!その後も、この会社に来る前は、フロント業やイベントの企画などを行なっていました。なので、旅行会社の方がたとの関わりも多く、ペナン全体のことに携われる機会がより多いエージェントに転職しました。
Q3:働いていて感じる旅行業界の一番の魅力はなんですか?
橋詰さん:ペナン島が大好きなので、この島についての魅力を自ら伝えることができるところです。また、文化や人々と関わることで、日本とマレーシアの架け橋のような存在になれるところもこの仕事の魅力です。
Q4:今後の目標を教えてください!
橋詰さん:今はコロナの状況を切り抜けるため、目の前のことを一つ一つこなしていかなければなりません!
Q5:仕事選びに対して、何かアドバイスがあれば是非教えていただきたいです!
橋詰さん:怖いもの知らずに、声に出して言ってみることが大切です。自分がそうだったように、自分はこうしたい、何になりたいというのを伝えることで、何かの繋がりができるかもしれません!そしてそれを行動に移すことです!!
四人目のインタビューは永峯えみこさん!
Q1:仕事の内容を教えてください
永峯さん:コタキナバル支店の支店長として、旅行に来られるお客様の対応やツアーの管理など様々な仕事を担当しています。
Q2:マレーシアに来た経緯、この会社を選んだ理由はなんですか?
永峯さん:マレーシアに来たきっかけは旅行に来た際に、マレーシアの魅力にはまってしまい、ここで暮らしたい!と思ったから!元々日本で就職をしていましたが、退職し、マレーシアに来ました。当初は、ダイビングのインストラクターをやっていましたが、オフィスでの仕事を探した際、この会社と出会い2013年から勤めています!お客様への対応やサービスなどこの会社に来てから、今まで知らなかった沢山のことを学びました。
Q3:旅行会社で働いていて、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
永峯さん:グループでも個人のお客様でも、帰る際に「楽しかった!」と言ってもらった時。お客様に自分たちの旅行を楽しんでもらえる事が、何よりもこの仕事の一番やりがいです。
Q4:外国人スタッフと仕事をする上で気をつけていることはありますか?
永峯さん:人前で、ミスなどを指摘しないようにしています。特にマレーの人は、人前で言われることをとても嫌がるので、指摘をしない様にしています。ですが、話し合いや意見交換は大好きなので常にコミュニケーションをとる様にしています!
Q5:仕事選びに対して何かアドバイスがあれば是非教えていただきたいです!
永峯さん:やりたい事をやる!できる時に妥協して、諦めてしまうと後になって後悔することになります!!
橋詰さんと永峯さんのインタビューを終えて
実際に観光業界で働く方々に直接インタビューをするという大変貴重な経験をさせていただきました。一人一人様々な経験を経たのち、この会社に出会い、今の自分があるというお話を聞き、迷わずに一歩踏み出し経験することの大切さを改めて学ばせていただきました。また、女性中心の職場でインターンシップをさせていただき、沢山の働く女性の方々にお話を聞く中で、自分に自信が持て、自分もこうありたいという憧れの女性像が少しずつ見えてきた様な気がします。私は、これから就職活動ですが今回学んだことを生かして、さらに自分に自信が持てるような女性になりたいと思います!
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