マレーシア

マレーシアのペナンには様々な国にルーツを持つ人達が住んでおりそれに伴い様々な宗教の寺院があります。

モスク、教会、インド寺院に仏教寺院など様々な宗教と文化がこの街には混在していてひとつの街でこれだけたくさんの寺院があるというのはペナンならでは。ペナン島を訪れる人達の観光スポットとして人気の寺院巡りは日本では経験することができない文化に触れることができる貴重な経験です。ペナンには見どころの寺院がいくつかありますが今日はペナン島プラウティクス地区にあるDhammikarama Burmese Buddhist Templeを紹介します。

Dhammikarama Burmese Buddhist Temple

Dhammikarama Burmese Buddhist Temple
住　　所：24, Jalan Burma, Pulau Tikus, 10250 George Town, Pulau Pinang

1803年に創立されたDhammikarama Burmese Buddhist Temple。
金色が眩しい絢爛豪華な建築が目を惹く、通称ビルマ(現ミャンマー)寺院です。

寺院へ一歩足を踏み入れるとそこはジョージタウンの雑踏とは別世界。まっすぐ奥へと続く長い廊下はひんやり涼しく静寂な空気に包まれています。

廊下の両側にはお釈迦様が描かれた絵画がいくつも飾られていてさながら美術館のよう。廊下突き当りの建物に入ってみようと奥へと進むとこんなに美しい絵が扉に描かれていました。

お堂には釈迦如来像が祀られておりお顔のまわりは電飾がキラキラと光っています。日本とはちょっと違った祀り方に驚きを覚えつつもその優しいお顔はどこか親近感もあり異国の宗教ではありますが心落ち着くのが不思議です。

お堂では蓮の花のキャンドルを買って灯りを灯したり、写真手前のマネーツリーなる木に寄付をすることもできます。木にお金をぶら下げて寄付をするという発想は日本ではまずありません。驚きと同時に興味心もあり見学させてもらったお礼に私もマネーツリーに気持ちばかりの寄付をさせていただきました。感動を行動に移して寄付したことは心に残る思い出です。皆さんもぜひ体験してみて下さいね。

次は正面すぐの右側の建物、SIMA SHRINE HALLへ。

SIMA SHRINE HALL

夕日に輝く黄金の建造物。その美しさは目を見張る迫力がありました。
建物の細部に目をやると繊細な細工があちこちに施されていました。建築に携わった職人に思いを寄せ時間を忘れてしばらく拝見、特に木の装飾がとても素晴らしかったです。

堂内にはスタンディングブッタが祀られています。

International Standing Buddhas

お堂に入るとその大きさに驚きます。写真にある椅子と比べてもらうとその大きさを想像してもらえますが、本当に大きくて見上げるほどの高さなのですがなぜか圧迫感を感じません。不思議ですね。

寺院の庭

お寺のお庭をしばし散歩。
お寺の庭には日本では見られない植物やお花が咲いていてそちらを見て探すのも楽しいです。庭を奥に進んでいくと更に大きな建物がありました。

THE GOLDEN PAGODA BELL TOWER

こちらは4階建ての建物で塔の各階には寺院周辺を一望できるテラスがあります。階段またはエレベーターで屋上へ上がることができるので上に上がってみましょう。

屋上からの眺め

1時間もあればさっと見て周ることができる広さの寺院には飲み物やアイスクリームを販売する売店やお土産屋さんもあります。

寺院巡りでは日本とは違う様々な国の文化、美しい装飾品や絵画、建造物などを見ることができます。芸術的なデザインや絵画はその宗教ならではの美しさがあり、直接それらを目にして文化に触れる経験は海外旅行で素敵な思い出になるでしょう。

いかがでしたか?

今回はペナン島にあるDhammikarama Burmese Buddhist Templeを紹介しました。
ペナンには今日紹介した寺院の他に沢山の宗教と文化、寺院があります。マレーシア、ペナン島を旅行するならぜひいろいろな寺院を巡ってみて下さいね。

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