おすすめはジャワ島のおふくろの味
好きなものをお腹いっぱい食べれるナシチャンプルー
以前はクロボカンの外れにあった超人気店「ワルン・コレガ」が2017年、クタに移転した。クタのセントラルパーキングとサンセットロードを結ぶデウィスリ通りから一歩中に入ったところにある新店舗は、ワルンというよりレストランと呼んだ方がぴったりのジャワ様式の立派な建物を構えていて、駐車場も敷地の横に完備。以前よりもアクセスが便利になったのが長年の「コレガ・ファン」にとっては嬉しい限りだ。また、天井が高く明るい店内は、以前よりも全体的に広くなっただけでなく席と席の間隔も幅広くなったので、店が混み合う時間帯にも窮屈さを感じることが少なくなった。
こちらのメイン料理といえば、ちょっと甘めで濃い味付けのジャワ島のナシチャンプルー。「ナシチャンプルー」と注文するとスタッフがお皿にご飯を持ってくれるので、あとは常時30種類ほどの豊富なおかずの中から好きなものを選んでいけば完成という訳だ。おかずにはそれぞれメニュー名がインドネシア語の他に英語でも書かれているので、初めて食べる料理でも何となくイメージがつきやすい。
ご飯は白米の他にナシ・クニン(ターメリックライス)、赤米を使ったナシ・メラも選べる他、サンバルは普通のトマトサンバルに加え、青唐辛子を使ったサンバルヒジョウや生唐辛子を使ったサンバル・マタも選べるので、さらに味のバリエーションも豊かに楽しめる。また、空芯菜やもやし炒め、サユール・ジュパン(冬瓜)の煮物、ゴーヤなど野菜料理の種類が多いので、野菜が少なくなりがちなインドネシア料理においては特に積極的に摂りたいところだ。ナシチャンプルーが看板メニューの「ワルン・コレガ」で、もうひとつのおすすめにはソトアヤム(チキンスープ)という一品があって、こちらはあっさり系の味に加えてウコンや生姜などをふんだんに使ってあるので体調が優れない時にも◎。ちなみにソトアヤムの場合、ご飯にスープを一気にかけて”ねこまんま”状態にして食べるのがインドネシア流だ。
イカの煮物やテンペマニス、
プログデールジャグン(トウモロコシのかき揚げ)などてんこ盛りでRp.50,000
透明なスープの中には鶏肉を裂いたものや春雨、キャベツ、
トマトなどがこれでもかと入っていて食べ応え十分、ソトアヤムRp.30,000
ジャワ島の料理が沢山並んでいるカウンターでおかずを注文
インドネシア料理の味の決め手となるサンバルが3種類から選べる
天井が高く広々とした店構え
旧店舗の頃から在住外国人ご用達のナシチャンプルー屋
デウィスリ通り沿いのこの看板が見えたら左(サンセットロードから見て)に曲がる
Warung Kolega
Jalan Dewi Sri No.17, Legian, Kuta
Open : 9:00 – 21:00