インドネシア、中国、ベトナム…
アジアの豊かな食文化を堪能する
レギャンの中心地、レギャン通りからパドマ通りへ入った左手に2017年に新しくオープンした「ラマ・レジデンス・パドマ」。こちらは、日本人にも人気のある「ラマヤナ・リゾート&スパ」や「ラマビーチ・リゾート&ヴィラス」「クタシーヴュー・ブティック・リゾート&スパ」と同系列のカジュアルホテルだ。
そこの1階路面部分に設けられたのがアジア各国の味が楽しめる、その名も「アジアン・スパイス」。店内のインテリアは、ラタンをあしらった椅子やデコラティフなランプ、彫刻が施された木造りの家具、バティッククッションなど様々なアジアの素材や色味を多用しながらも、レトロオリエンタル調にうまくまとめられている。
また、パドマ通りに広く面したオープンな造りとなっていて、ホテル内ダイニングというよりは上海やハノイといったアジアのレトロ都市に出現した路地裏のレストランといった雰囲気だ。モノトーンと赤でコーディネートされたテーブルに座ると出てくるメニュー表もパンダンリーフで編まれているもので、とてもお洒落。
こちらで提供される料理は、ソトアヤム(チキンスープ)やナシゴレン、ミーゴレンなどのインドネシア、パッタイやレッドカレーなどのタイ、生春巻きやフォーなどのベトナム、インド、中国などアジア各国を代表する料理が頂けるほか、他ではあまり見かけることがないベトナム風サンドイッチ、バインミーがあったり、タイ風フィッシュケーキやサモサなど4種の”おつまみセット”、アジアンアパタイザーセットなどバリエーション豊かなメニューが揃っている。
あと、こちらでとてもユニークなのがドリンク類。ドリンクメニューを開いてまず度肝を抜かれるのが、地、風、水、火の4つのエレメントをテーマにしたモクテルで、中でもココナッツウォーターやレモンジュース、ブルーシロップを使った青いドリンク”水”の上には海老が乗っていたり、パッションフルーツやストロベリーの赤いドリンク”火”に添えられているフルーツからは何故か火が出たりしていて、見た目にもかなりインパクト大だ。その他にも黄ピーマンやドラゴンフルーツが容器になっていたりと、奇想天外なドリンク類が楽しめる。
レトロなインドネシアの人力車が飾られたエントランス
それぞれ柄や色が違うバティックのクッション使いも可愛らしい
アジアン美女が描かれた大きな絵画が目を引く
日本人にはちょうど食べやすい味付けのパッタイRp.80,000は万人受すること間違いなし
香辛料とヨーグルトに漬け込んだ柔らかい鶏肉を窯で焼いた
チキンティッカ(タンドリーチキン)Rp.80,000
鮭のグリルの上に酸味のある若いマンゴーのサラダが乗ったタイ風サラダRp.85,000
レバーペーストと肉、野菜を挟んだベトナム風サンドイッチ、バインミーは豚肉か鶏肉かが選べる
”火”のモクテルRp.69,000は見かけはインパクトありありだが、
味は普通に美味しいトロピカルモクテル
中身はピーマン、オレンジ、ランブータン(ライチのような果物)の
フレッシュミックスジュースRp.49,000
香りの良いタイバジルを使ったタイ風モヒートRp.105,000
※上記の料金には21%の税・サービス料が加算されます。
Asian Spice
Rama Residence Padma内
Jl. Padma No.1, Legian, Kuta
Tel : 0361-750760
http://ramaresidencepadma.com