2020年8月17日は75回目のインドネシア独立記念日
本日8月17日はインドネシアの独立記念日です。
今年で75回目の独立記念日。
私はインドネシアに住んでもう10年となりますが、
インドネシア人にとって独立記念日はとても特別なものであると感じます。
独立記念日が近くなると、バリ島のあちらこちらで国旗が売られています。
家やお店、オフィスなどの前に掲げるためです。
そして、独立記念日当日には国を挙げての式典はもちろんですが、
私が住んでいるレンボンガン島の場合、島内の運動場に島のお偉いさん、
幼稚園児、小学生、中学生、高校生が集まり、国旗を掲げる式典があります。
その際に国歌斉唱や高校生の足並みが見事に揃っている行進、国旗に向かって全員で敬礼したりと、
日本人の私は「インドネシア人の愛国心って凄いな~」と毎回圧倒されてしまいます。
息子が通っていた幼稚園では独立記念日の前に運動会のようなイベントがあるのですが、
その時にもみんなで「ムルデカー!!ムルデカー!!」(ムルデカはインドネシア語で独立)と叫んだりと、
インドネシア人にとっては大変特別な独立記念日。
ということで、本日はインドネシアの国歌をご紹介致します。
インドネシアの国歌 「INDONESIA RAYA」
「INDONESIA RAYA」 はインドネシア語で「大いなるインドネシア」、「偉大なるインドネシア」という意味です。
この曲が発表されたのはインドネシアがまだオランダ領東インドだった時代、1928年10月28日にバタヴィアで開かれた第2回インドネシア青年会議の場でした。以降、この歌は民族独立運動に燃える人々を中心に愛唱されました。
オランダからの独立後、1949年に国歌として制定されました。
歌詞
INDONESIA… Tanah Air ku
インドネシア タナ アイル クー
インドネシア 我が祖国
Tanah tumpah darah ku
タナ トゥンパー ダラ ク
我が故郷
Di sanalah Aku berdiri
ディ サナラー アク ブルディリ
我らは立ち上がり
Jadi pandu Ibu ku
ジャディ パンドゥー イブ ク
この母国を守るために
INDONESIA… Kebangsaan ku
インドネシア クバンガサァン ク
インドネシアは我らのもの
Bangsa dan Tanah ku
バングサ ダン タナ アイル ク
我らの国のもの、我が故郷のもの
Marilah, Kita berseru…
マリラー キタ ブルセル
さあ、我らともに叫ぼう
INDONESIA bersatu
インドネシア ブルサトゥ
“インドネシアは一つ!”だと
Hiduplah, Tanah ku
ヒドゥプラー タナ ク
我が大地よ 栄えよ
Hiduplah, Negri ku
ヒドゥプラー ヌグル ク
我が祖国よ 栄えよ
Bangsa ku, Rakya ku, Semuanya
バングサ ク ラキヤ ク スムアーニャ
我が民族、我が民、すべて
Bangunlah jiwanya, Bangunlah badannya
バングンラー ジワニャ バングンラー バダンニャ
心身ともに立ち上がろう
Untuk INDONESIA RAYA
ウントゥッ インドネシア ラヤ
偉大なるインドネシアのために
※ INDONESIA RAYA Merdeka, Merdeka
インドネシア ラヤ ムルデカ ムルデカ
偉大なるインドネシア 立ち上がれ 立ち上がれ
Tanah ku, Negri ku, Yang ku cinta
タナ ク ヌグリ ク ヤン ク チンタ
愛する大地 我が祖国
INDONESIA RAYA Merdeka, Merdeka
インドネシア ラヤ ムルデカ ムルデカ
偉大なるインドネシア 立ち上がれ 立ち上がれ
Hiduplah, INDONESIA RAYA ※
ヒドゥプラ インドネシア ラヤ
偉大なるインドネシアよ 栄えよ
※繰り返し※