インドネシア

バリ島ならではのスピリチュアル体験「ムルカット」。今回は弊社の車チャーターをご利用いただき、スバトゥの滝でムルカット体験をされたお客様の体験談をご紹介いたします。

ムルカットとは

ムルカット（melukat）とは沐浴のことを指し、寺院や沐浴場で聖水を浴び心身を浄化することをいいます。バリヒンドゥー教を信仰するバリ人にとってムルカットは寺院参拝の一部で、老若男女問わず行われています。ムルカットをする日は特に決められてはいませんが、満月や新月の日にムルカットに訪れる人が多いです。特に満月の日は月のエネルギーが満ちた日となるため、月のエネルギーをチャージするため、大勢の人で賑わうこともあります。

ムルカットはバリヒンドゥー教の人だけではなく、観光客も体験することができます。但し、正装が必要だったり、事前のお供えやお祈りが必要となるため、現地のガイドに案内してもらうことをおすすめいたします。また、バリヒンドゥー教では血液は不浄なものとされているため、生理中の女性などは参加できません。

スバトゥの滝の基本情報

• 名称：スバトゥの滝（Air terjun Sebatu）
• 住所：J72X+95F, Sebatu, Kec. Tegallalang, Kabupaten Gianyar, Bali 80561
• アクセス：ウブド中心地から車で40分程度

スバトゥの滝でムルカット！

バリ島でムルカットといえば、同じくウブドにあり「聖なる泉の寺院」でも知られているティルタエンプル寺院が有名ですが、今回はティルタエンプル寺院よりもさらに離れた場所にあるスバトゥの滝でムルカット体験をしました。スバトゥの滝は、緑に囲まれた渓谷の奥にある寺院の中にあります。

お寺に入るには正装が必要で、サロン（腰巻）やスレンダン（腰帯）を着用します。上半身はTシャツ、女性は中に水着を着ておくと良いです。もちろん沐浴後はずぶ濡れになりますので、着替えやタオルは必須です。

まずは入口を守る2体の神様に「チャナン」と呼ばれるお供え物をし、長い階段を降りていきます。

滝に辿り着くまで、数カ所に神像や祠があり、それぞれの場所でお清めをし、お祈りをします。

そして階段を下りきるとスバトゥの滝が！いよいよムルカットです。滝つぼには裸足で入ります。もちろん水は冷たいです。男性は上半身裸でムルカットを行います。

滝は2つあり、手前から順番に入ります。スバトゥの滝は数ある沐浴場の中でも特に浄化効果が高いと言われていて、体の悪い部分を癒してくれるそうです。体の中に悪いものがあると、その人からは黒く濁った水が流れ落ちるのだとか。浄化が完了すると、水はきれいな透明に変わるといわれています。

沐浴が終わった後は、浄化してもらったことに感謝し、お祈りをします。

心身の悪いところを癒し、エネルギーチャージできるムルカット体験。バリ島旅行の際に試してみてはいかがでしょうか？ウェンディーツアーの車チャーターをご利用いただけましたら、弊社ガイドがスバトゥの滝でのムルカット体験をご案内させていただきます。バリ島ならではのスピリチュアル体験「ムルカット」。是非体験してみたい方はお気軽にお問い合わせください！