知られざる至福の楽園を訪ねて<世界自然遺産・コモド島>【バリ島・観光情報】
現代のジェラシックパークへ
バリ島からさらに東へ500km、手つかずの自然が広がるコモド島は周辺に浮かぶリンチャ島、パダル島と共にユネスコ世界自然遺産に指定されている。熱帯雨林気候がほとんどのインドネシアにおいて、コモド諸島は特殊なサバンナ気候に属しているため、他の島で見ることのない動植物が生態していることでも知られている。その代表格が恐竜の生き残りと言われるコモドドラゴン。乾いた大地を悠々と闊歩するその姿を一度は目に収めてみたい。
コモド島の東側に位置する、岬に囲まれた小さな入り江がピンクビーチ
大きいものは体長が3mにも達する世界最大の大トカゲ、コモドドラゴン
世界屈指の美しいビーチ、周辺にはダイビングポイントも多い
1991年にユネスコの世界遺産に認定された
<コモド島へのアクセス>
バリ島から東へ空路で約1時間半のところにある、フローレス島のラブハンバジョーがコモド諸島への玄関口となる。ラブハンバジョーからコモド島やお隣のリンチャ島へはスピードボートで行くのが一番早くて便利。
KOMODO 1Day Trip
1、AM6:00 デンパサールから ラブハンバジョーへ
バリ島デンパサール国際空港からフローレス島までは、ガルーダ・インドネシア航空をはじめ、ローカル線各社からフライトが出ている(2016年5月現在)。約1時間半の飛行時間でラブハンバジョー空港に到着する。
2、AM8:30 スピードボートで コモド島へ
ラブハンバジョー港からコモド島へはスピードボートで約1時間。窓の外には、バリ島近海では目にすることのない、乾燥して朴訥とした景色が広がる。揺れることもあるので、酔いやすい方は必ず酔い止めを。
3、AM10:00 いよいよ、ドラゴンと対面!コモド島でトレッキング
コモド島に上陸したあとは、この旅のハイライトとなるコモドドラゴンとの対面が待ち受けている。日中のほとんどを寝て過ごしているが本来は獰猛な肉食動物なので、見学の際は必ずガイドの指示に従って。
4、AM11:00 絵の具を溶いたような美しい海岸ピンクビーチでランチ&スノーケリング
パイプコーラルという赤いサンゴが何十年もの間、波に揺られて削られたものが白砂に混じり、まるでピンク色の砂が敷き詰められたように見えるビーチ。透明度の高い海はため息が出るほどの美しさで、旅の疲れが一気に吹き飛ぶかのよう。
5、AM15:00 空路で再びデンパサールへ