【バンドン 観光】世界無形文化遺産「アンクルン」を体験!サウン・アンクルン・ウジョ(Saung Angklung Udjo)の魅力

2025年02月20日 バンドン

 

インドネシアの西ジャワ州にあるバンドンは美しい自然や涼しい気候で知られる人気観光地ですが、「サウン・アンクルン・ウジョ(Saung Angklung Udjo)」では、ジャワ島の伝統文化を身近に体験することができます。

この記事では、ユネスコの無形文化遺産に登録されているアンクルンと、サウン・アンクルン・ウジョの魅力、楽しみ方、アクセス情報についてご紹介します!

 

アンクルン(Angklung)とは?

アンクルン(Angklung)は、インドネシアの伝統的な竹製の打楽器で、2010年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。主に西ジャワのスンダ族の文化に根付いており、教育や儀式、芸術活動などで広く演奏されています。

 

この楽器は、異なる長さの竹筒を木枠に固定し、手で振ることで竹筒が共鳴し、特定の音を発する仕組みになっています。1つのアンクルンは単音しか出せないため、演奏には複数人が協力し、それぞれが担当する音を組み合わせてメロディを奏でます。この協調的な演奏スタイルは、団結や協力の精神を象徴するものとして、教育の場でも活用されています。

 

アンクルンは伝統的な楽器でありながら、現代の音楽とも融合し、多様なジャンルで演奏されるようになっています。国内外で広く親しまれ、インドネシア文化の象徴の一つとして、その魅力を伝え続けています。人気ドラマ「孤独のグルメ」の劇中使用楽曲「竹の味」でもこのアルクルンが使われているそうです。

 

サウン・アンクルン・ウジョとは?

 

サウン・アンクルン・ウジョ(Saung Angklung Udjo)は、インドネシアの伝統楽器「アンクルン(Angklung)」の演奏や文化体験ができる施設です。1966年に地元の音楽家ウジョ・ンガラウィタ(Udjo Ngalagena)氏によって設立されました。

 

サウン・アンクルン・ウジョの見どころ

1. アンクルンの演奏&ワークショップ
ここでは、プロの演奏者によるアンクルンのパフォーマンスを楽しめるだけでなく、実際に演奏体験もできます!
観客に配られたアンクルンを使って、簡単な指導のもと音を出してみると、不思議と美しいハーモニーが生まれます。音楽の経験がなくても誰でも楽しめるので、子どもから大人まで大人気のアクティビティです!

 

 

 

2. 伝統舞踊&ワヤン・ゴレ(Wayang golek)
アンクルンの演奏だけでなく、西ジャワの伝統舞踊やワヤン・ゴレと呼ばれる木彫りの人形芝居も鑑賞できます。
美しい民族衣装をまとったダンサーの優雅な踊りや、木彫りの人形を使ったイスラーム教に基づく「アミル・ハムザ」物語に引き込まれます。

 

 

 

3. 子どもたちによるパフォーマンス
サウン・アンクルン・ウジョでは、地元の子どもたちが伝統音楽や踊りを披露してくれます。子どもたちの楽しそうな姿を見ると文化が次世代へ受け継がれていることを実感でき、心が温まるひとときになります。

 

 

 

サウン・アンクルン・ウジョのその他の動画は弊社オフィシャルインスタグラムよりご覧ください!

 


 

サウン・アンクルン・ウジョの基本情報

所在地:Jalan Padasuka No.118, Bandung, Indonesia
営業時間:毎日 08:00~17:00

 

アクセス方法
ジャカルタからバンドン:

  • 新幹線(パダララン駅)で約30分
  • 車で約2〜3時間(渋滞による)

 

バンドン市内から

  • 車で約30分

 

訪れる際のポイント

①公演スケジュールをチェック!
演奏や舞踊の公演は、午後の時間帯(15:30〜)が中心です。訪れる前に公式サイトやSNSで最新のスケジュールを確認しましょう!

 

②お土産にアンクルンをゲット!
施設内のショップでは、アンクルンをはじめとする伝統工芸品を購入できます。手作りの竹楽器は、旅の素敵な思い出になりますよ。

 

 

 

③文化体験を楽しもう!
単なる観光スポットではなく、実際に楽器に触れて演奏できるのが魅力。インドネシアの文化に興味がある方にはぜひ訪れてほしい場所です!

 

 

まとめ

サウン・アンクルン・ウジョは、音楽を通じてインドネシアの文化を体験できる特別な場所 です。アンクルンのやさしい音色に包まれながら、伝統舞踊や影絵芝居を楽しめば、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

バンドンに訪れる際は、ぜひ 「サウン・アンクルン・ウジョ」 に立ち寄って、インドネシアの伝統文化を体感してみてください!