【バリ島インターンシップ】バリのお盆!ガルンガンの行事のひとつ、スギアン・ジャワに参加してきました

 

こんにちは!ウェンディーツアーインターン生のコーダイです。今回は、バリの迎え盆のようなものであるガルンガンの一週間前に行われる行事、スギアン・ジャワに参加させていただいたのでその様子をお届けします!

 

コーダイさんがこれまでに書いてくださった記事はこちら!

 

ガルンガンとクニンガンとは?

 

ガルンガンは善が悪に勝利したことを象徴する日で、日本のお盆のように祖先の霊がこの世に戻ってくる日とされています。また、日本の送り盆に相当する行事に、クニンガンがあります。

 

クニンガンはこの世にやってきた祖先の霊を送り出す日で、ガルンガンの10日後に行われます。ガルンガンとクニンガンの日はウク暦という暦に基づいて決められています。ウク暦は1年を210日としており、この第11週の水曜日がガルンガン、その10日後の土曜日がクニンガンです。2024年は9月25日にガルンガン、10月5日にクニンガンが行われます。

 

ガルンガンにはたくさんの行事があり、そのひとつがスギアン・ジャワです。スギアン・ジャワは、バリ島全体がバリ島外の力から守られるための儀式が行われる日です。ガルンガン前週の木曜日に行われます。

 

地元の方の民家へ!お祈りのための準備を観察

お家に到着し、まず最初に着替えます。お祈りのときはバリの正装に着替える必要があるためです。腰にサロンを巻き、頭にはウダンというハチマキのようなものを巻きました!

 

 

しばらくすると、親戚やご近所さんがたくさん集まってきました。この感じ、日本のお盆とそっくりです。

 

 

次に、お供え物を準備します。バリの街中にはあちこちにお供え物が置いてあるのですが、今回準備していたものもそれとそっくりでした。しかし、道端においてあるものと明らかに違う点がひとつありました。お供え物の中にお金をいれているんです。ずいぶんと豪華だなーと思いました。私が先祖としてお迎えされる側だったとしたらとっても嬉しいです。笑

 

 

お祈りを見学!

準備が整い、ついにお祈りが始まりました!家の入口にさまざまなお供え物を置き、液体をかけたり卵を割って混ぜたりしていました。

 

 

それが終わったあと、家の中にあるお祈りスペースに移動します。みなさん手を合わせてお経のようなものを唱えていました。仏教の祈祷と似ている気がしましたが異なる部分も多く、見ていてとても興味深かったです。

 

 

みんなでごはん!

 

お祈りを終えたあとは、お待ちかねのお昼ごはん!バリの祝いの席で出される豚の丸焼き、バビグリンをみんなでいただきました!

 

 

インドネシアの国教はイスラム教ですが、バリでは主にヒンドゥー教が信仰されているので豚肉料理があります。各自で好きな量を取っていく方式で、「たくさん食べて!」と言われたので、お言葉に甘えてたくさん食べました!

 

 

 

バビグリンはとてもジューシーで美味しかったです!バリにはバビグリンを提供しているお店がたくさんあるので、バリに訪れた際にはぜひお試しください!

 

まとめ

バリの風習は他のインドネシアの文化と比較しても独特なのですが、実際に体験してみることでより強くそれを実感しました!来週のガルンガン当日がとても楽しみです!貴重な体験をさせていただきありがとうございました!

 

 

 記事の作成者  /  コーダイ

東南アジア大好き大学生バックパッカー!旅人目線からインドネシアの魅力をお伝えします!