ダンサーの衣装で記念撮影が可能に!<デブダンショー>体験記その1【バリ島・アクティビティー情報】
インドネシア各地の伝統舞踊と
息を呑むアクロバティックな舞台に大興奮!
ビーチ沿いに高級ホテルが立ち並ぶヌサドゥアのリゾートエリアにある「ヌサドゥア・シアター」では、毎週4回(月、水、金、土)90分からなるデブダンという名のショーが開催されている。バリ島でエンターテイメントショーといってもあまりピンとこない方も多いかもしれないが、こちらは人気のバリ舞踊だけでなく西はスマトラ島から東はパプアまでの伝統舞踊や手に汗握るアクロバットを取り入れた盛り沢山のものだ。ショーの開演は夜の帳が辺りを包み始める夜の7時。700席が設けられたシアターはVIP席、A席、B席に分かれており、場所によってチケット料金が異なっている。バリ島を訪れた観光客とレディボーイのやり取りが笑いをさそう場面から舞台が上がると、その後はバリ島、スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島、パプア島とめくるめく速さで場面が変わり、燃え盛る火や水を使った演出、そしてクライマックスには空中バレエなどあっという間に終わりを迎える。確かにデフォルメはされているが、基本的な動きなどはその地方の伝統舞踊をしっかり押さえてあり、さらには各地の伝統衣装をアレンジした舞台衣装やその土地の文化や建築を取り入れた舞台セットなど、90分という時間の中で時空を超えたインドネシアの旅に自分も参加したような気分になれる。キャストの踊りもキレが良いのも、鑑賞していて実に小気味良い。
ショーの前には舞台衣装を着ての写真撮影が可能に
2017年に始まった新サービスでは、ショーの開始前にキャストと同じ衣装を着て写真撮影をすることが可能だ。まだ始まったばかりなので衣装のバリエーションは少ないが、バリの正装クバヤやとんがり帽子がアニメの主人公みたいなスマトラ、個性的な刺繍が特徴のボルネオなど、普段日本では目にすることも、ましてや着用する機会がない衣装が着れる体験はまたとないといっても過言ではない。中でもユニークなのが世界最後の秘境とも呼ばれるインドネシア最東部、パプアの裸族の衣装だ。特に女性の場合はさすがに裸という訳にはいかないので、先に”もじもじ君”のようなレオタードをを身につけ、その上からブラトップに腰蓑をつけ、羽をあしらった帽子を被って完成。実際に使う大道具がセットされた舞台での撮影となるので、ショーの開始前からすでに気分が盛り上がる。自分のカメラでの撮影も可能なので絶対にお忘れなく。
男性・女性ともにジャワ島の衣装、インドネシアを代表する織物のジャワ更紗があしらわれている
長めの上着とソンケットとよばれる刺繍の入ったスカートにとんがり帽子を合わせた南スマトラの衣装
(左)ボルネオ島(カリマンタン島)のダヤック族の衣装は個性的な色合いと頭に刺した長い羽飾りが特徴
(右)勇気のある方はぜひお試しを!パプアのダニ族の衣装で、茶色のレオタードは素肌に描かれた模様を表している
ノリノリでポーズをとる体験モデル
舞台ではリハーサルが行われていてその時の照明によっては本番さながらのドラマティックな写真が撮れる
Devdan @ Nusadua Theatre
Komplek ITDC, Nusadua
Tel : 0361-770-197
https://www.devdanshow.com/jp/