【ジャカルタ 観光ツアー】荘厳な静寂に包まれる:インドネシアのイスティクラル・モスクで体感するイスラム教文化
こんにちは皆さん。現在ジャカルタの大学に留学中のヒロコです。
次は、東南アジア最大のイスティクラル・モスクへ。
「ジャカルタ市内1日観光ツアー」で訪れた観光地はこちら!
イスティクラル・モスクとは
東南アジア最大で、世界で6番目に大きいモスクです。収容人数は10万人以上で、1984年に完成しました。モスクはインドネシアの独立を記念して建てられ、名前の「Istiqlal」はアラビア語で「独立」を意味します。インドネシアの独立と自由の象徴として、多くの人々に親しまれています。
モスクに入る前の流れ
イスティクラル・モスクに入る際には、肌を露出しない長袖やスカーフの着用が求められ、イスラム文化に敬意を示す服装が必要です。ローブやスカーフも貸し出されるため、観光客でも気軽に訪問でき、厳かな雰囲気の中で歓迎される温かい環境が整っています。
着替えを終えてもすぐに案内されるわけではなく、待合室で他の観光客と一緒に待ちます。定員が揃うと案内が開始される仕組みです。
こちらがモスクの入り口前で撮影した写真です。入る前には全員が靴を脱ぎ、事前に渡された専用のバッグに入れて持ち運びます。
いざ中へ
モスク内には、英語で解説してくれるガイドがいて(観光客向けの英語ガイド付きツアー)、インドネシア語がわからなくても安心して見学できます。私のグループには他にも多国籍の観光客が多く、異文化の中で皆がこのモスクの歴史と意義について理解を深めていました。
モスク内は、静謐で荘厳な雰囲気に包まれ、心が自然と落ち着くのを感じました。特に大ドームの壮大さには圧倒され、その美しい曲線と威厳あるデザインが訪れる人々を静かに迎えているようでした。
巨大な大ドームを見上げ、その壮大さに圧倒された後は、イスラム教の礼拝(ソラット)に使われる大きな太鼓を見学しました。この太鼓は、礼拝の時間を知らせるために使用されてきたもので、イスラム文化の歴史や伝統を感じることができます。実際に触れる経験もできました!
下記の画像は、外のテラスの様子です。赤レンガが敷き詰められた広場が広がっていました。
一見するとただのだだっ広い空間に見えますが、よく見ると礼拝時の1人分のスペース(60センチ×100センチ)を示す線が引かれています。この広場全体が礼拝のために設計された場所です。
モスクの見学の流れをまとめてみました!いかがでしたか?
荘厳な大ドームや礼拝で使われる太鼓、赤レンガのテラスなどを見学し、イスラム教の信仰や空間設計に感銘を受けました。イスラム教国家であるインドネシアの文化に直接触れる貴重な体験となりました。
皆さんもぜひ訪れて、この特別な空間を体感してみてください!
イスティクラル・モスク
営業時間:04:00~21:00(礼拝者) / 10:00~16:30(観光客)
定休日:無休(但し金曜日は礼拝する人以外は入館不可)
観光客向けの英語ガイド付きツアーのスケジュールは下記の通りです。10時から30分毎に催行されており、最終は16時30分の回になります。観光客向けの英語ガイド付きツアーは金曜日不催行となります。