【ジャカルタ 観光ツアー】タマンミニで経験できたインドネシア文化の旅
こんにちは皆さん。現在ジャカルタの大学に留学中のヒロコです。
今回のツアーの最後のスポットになりました!
ツアーの最後はインドネシアの縮図ともいえる「タマンミニ」を訪れました!!
「ジャカルタ市内1日観光ツアー」で訪れた観光地はこちら!
- インドネシア国立博物館(National Museum of Indonesia)
- モナス(独立記念塔)
- イスティクラル・モスク
- カフェバタビア(Cafe Batavia)
- ファタヒラ広場(Kota Tua Jakarta)
「タマンミニ」とはどんな場所?
タマンミニ・インドネシア・インダ(Taman Mini Indonesia Indah)は、ジャカルタにある広大な文化公園で、インドネシアの各地の伝統的な建物や文化を紹介するテーマパークです。この施設は、インドネシアの多様な民族、伝統、風習を一堂に見学できる場所として、国内外の観光客に人気があります。
広大な敷地を効率よく移動するために、バスが運行されています。園内の各エリアを結ぶバスは観光客にとって便利な移動手段です。このバス移動によって、タマンミニの広大な敷地を快適に楽しむことができ、体力を温存しながら観光を楽しむことができます。
園内へ
園内には38州の文化や建築を紹介するパビリオンが点在しています。その前に、インドネシア群島をかたどった模型が浮かぶ人造湖を建物の6階から眺めました。
この模型は、インドネシアの地理的な広がりを示すもので、空から見下ろす視点で島々の美しさや国の構成を直感的に理解できます。湖に浮かぶ模型と背景に広がる緑の景色が相まって、特に印象的な光景でした。
西スマトラ州コーナーへ
州の特徴的な伝統家屋である「ルマ・ガダン(Rumah Gadang)」が再現されており、その独特な曲線を描く屋根がひと際目を引きます。この屋根の形状は水牛の角を象徴しており、西スマトラ州の文化的な象徴とされています。
水牛の角を象ったような屋根の曲線が印象的で、建物全体に宿る優雅さと力強さに感動しました。近くで見ると、精巧な木彫りの装飾や鮮やかな色使いが細部にまで施されていました。この建物が家族や地域を象徴する存在だと聞き、ただの建築物ではなく、文化や価値観が詰まった生きた遺産だと感じました。
バリ島コーナーへ
なんと、9月に2週間インターンシップで訪れたバリ島の魅力を、ジャカルタで再び味わえるとは思いませんでした!
バリ島コーナーの伝統家屋や庭園は、実際に現地で感じた神秘的な雰囲気をそのまま再現していて、思わず当時の記憶がよみがえりました。石造りの門や緻密な彫刻、フランジパニの香り漂う庭園が、バリ島特有の文化や自然との調和を伝えてくれました。
懐かしさと新鮮さが入り混じったこの瞬間は、私にとって、とても感慨深いものでした。
ガジャ・マダ(Gajah Mada)の銅像
園内には、歴史上の重要人物を記念する銅像も展示されており、その中でも特に目を引いたのがガジャ・マダ(Gajah Mada)の銅像でした。
彼は、14世紀にマジャパヒト王国の宰相として、インドネシア群島の広大な地域を統一した英雄的存在です。その功績から、今日でも国民的な英雄として語り継がれています。
銅像は力強い姿勢と表情で、彼のリーダーシップと信念を象徴しているように感じられました。
見覚えがある??
皆さん下記の画像に見覚えありませんか?
そうです!今回のツアーで3番目に訪れたイスティクラル・モスクにもあったイスラム教の礼拝(ソラット)に使われる大きな太鼓をここでも見かけました!!
インドネシアの文化を象徴する重要な存在であることがわかりますね。
ボロブドゥール遺跡のミニチュア
帰り間際に、ボロブドゥール遺跡のミニチュアを見学しました。
私は過去に一度ボロブドゥール遺跡に行った経験があります。実際に足を運んだ時の壮大さや圧倒的なスケールを思い出しながら、ミニチュアを見てその詳細な再現に驚き、遺跡の魅力がより深く感じられました。
今回のツアーの見学中に突然の大雨に見舞われ、すべてのエリアを回ることはできませんでしたが、短い時間の中でも印象的な展示やパビリオンを楽しむことができました。
この場所では、インドネシア各州の多様な文化や伝統に触れることができ、短い旅のような気分を味わえました。皆さんもぜひ訪れて、インドネシアの多彩な魅力を感じてみてください!
タマンミニ・インドネシア・インダ(Taman Mini Indonesia Indah)
営業時間:05:00~20:00
定休日:無休