ウブド郊外にテントホテルがニューオープン<カペラウブド>客室編【バリ島・ホテル情報】

 

ひとときの夢時間へと誘う
類稀なるデザイン性のユニークホテル

現在はデュッセルドルフとシンガポール、上海、そして来年には中国、タイ、オーストラリアへと展開を拡大中の「カペラ・ホテル&リゾーツ」は、元リッツ・カールトンの最高責任者であるホルスト・シュルツ氏が、最高級を求める顧客に本物のラグジュアリーを提供するべく立ち上げた高級ホテルブランド。環境と調和する中にも巧みに作り込まれた空間演出を得意としている「カペラ・ホテル」がインドネシア初として2018年7月ウブド中心部から北へ30分ほどのテガラランにオープンした。

ウォス川渓谷の豊かな緑に囲まれた敷地内には、通常のヴィラタイプではなくテントスタイルの全23棟のプライベート客室、レストラン、ラウンジなどが点在していて、そのユニークな装いがゲストの期待をさらに最高潮に高めてくれる。アジア各国でラグジュアリーホテル建築を手がけるビル・ベンズリー氏が1800年代のヨーロッパ植民地時代からインスパイアされた芸術的で贅沢な空間は、まさにの旅慣れた大人の隠れ家。プライベートプール付きの離れ個室では、心地よい木漏れ日や風に揺れる樹木のせせらぎを五感で感じながら、溢れんばかりの自然を肌で感じながらの滞在が約束されている。

非日常空間への入り口、奥に見えるのがレセプション棟

木々に囲まれたレセプション棟

クラシックなヴィンテージスタイルでまとめられたレセプション

天井部分にはバティックが張り巡られられている
ジブリの森・・・ではなくパブリックトイレの建物

ジムもこんなにおしゃれ

スパヴィラならぬスパテントはダブル2、シングル1の全3棟

スパテントの内装

森の木々に囲まれたメインプール
個性的なメインプール

 

客室

1ベッドルームが全22棟、2ベッドルームが1棟と全23棟のテントが敷地内には備わっている。1ベッドルームはさらに、ライステラスと熱帯雨林の森が一望できる高台に設けられているテラスリトリートと美しい渓谷が側に迫るキリキ・ヴァーリーの2タイプ。それぞれの客室はテーマに沿ったインテリアデザインが施されていて、例えば”フォトグラファー”の部屋にはオランダ植民地時代のモノクロの写真が飾られていたり、”ファーマーズ”の部屋には稲作に使う帽子がディスプレイされていたりと部屋によって印象が異なるのも楽しい。全ての部屋に共通するのはモダンさと伝統様式、そしてコンセプトである古き良き時代のインドネシアンデザインが見事に融合したデザイン性の高い空間ということで、ゲストは古き良き時代にバリ島に迷い込んだかのようなタイムスリップ感も楽しめることであろう。

 

<テラス・リトリート>

農家をテーマにしたデザインのファーマーズルーム

モダンさと伝統、アバンギャルトと落ち着きなど相反する色々な要素がミックスされたインテリア
緑に囲まれた塩水プライベートプール

蓋をしてあると気が付かないが椅子ではなくて実はトイレ

両カテゴリーとも屋外シャワー付き
客室も全てテントルーム

 

<キリキ・ヴァーリー>

写真家をテーマにしたフォトグラファールーム
クラシック型の電話など細部にもこだわりが

バスルームはどちらのカテゴリーも同じ仕様

渓谷に向かって設けられたプライベートプール

キリキ・ヴァーリールームからの眺め

クラブラウンジ

レセプション棟からすぐの場所には「カペラ・ウブド」の宿泊者全員のみが利用できるラウンジも用意されている。こちらは24時間オープンしていて、スナックやコーヒー・紅茶などは自由に飲食可の他、時間によってモーニングカフェ、アフタヌーンティー、カクテルなどの特別サービスもあり。

凝ったインテリアがカペラらしさ満点

随時用意されているスナックは全部こちらの手作り


Capella Ubud
Jl. RY Dalem, Keliki, Tegallalang, Kabupaten Gianyar, Bali 80561
(0361) 2091888
https://www.capellahotels.com/en/capella-ubud