【インドネシア・体験談】7月29日~31日 秘境・タナトラジャ(スラウェシ島)2泊3日ツアーにご参加いただきました!(ジャカルタ発)
ジャカルタから飛行機で約2時間半の場所にあるスラウェシ島のマカッサル。そこから車で8時間程かけて、標高1,000mほどの内陸高山地帯にあるタナ・トラジャを目指します。タナ・トラジャではトラジャ族が船型の伝統家屋トンコナンに住み、昔ながらの生活を営んでいます。また、トラジャ族の葬式は人生最大のイベントとして盛大に行われ、ユニークな伝統文化が根付いた様々な祭式に出会えます。洞窟墳墓や岸壁に死者人形のタウタウが並ぶ独自の先祖崇拝からなるお墓見学にもご案内いたします。
7月29日~31日 秘境・タナトラジャ(スラウェシ島)2泊3日ツアーにご参加いただきました!
まずはラマンラマン(Rammang-Rammang)へ
マカッサルの玄関口となるハサヌディン国際空港でガイドと合流された後、まずはラマンラマン(Rammang-Rammang)へご案内させていただきました。ラマンラマンはインドネシア最大の石灰岩(カルスト)の山岳地帯です。
こちらでは船に乗り、小さな集落までのクルーズをお楽しみいただきます。
川の両側には椰子の木やマングローブ、また壮大なカルスト崖の美しい景色が広がっています。
大自然を感じながら、片道約30分のクルーズとなります。
クルーズの目的地である山に囲まれた小さな集落では、農業や牛やアヒルの飼育をしながらのんびりと暮らす人々ののどかな日常を見学することができます。
レモ&ロンダ見学
タナトラジャの旅2日目は、まずはレモ村とロンダ村を見学します。
上の画像は「レモ」で、岩壁に作られた四角い穴に遺体が格納されている、いわゆる墓地です。それぞれの穴の前には亡くなった人そっくりのタウタウと呼ばれる人形が並んでいます。
トラジャ族のトラディショナルな家、トンコナン・ハウス。
こちらは「ロンダ」で、洞窟にある墓地です。高さ100mほどの岩壁には上の方まで洞窟があり、身分が高い人ほど高い場所に葬られます。
遺体を棺桶ごと洞窟内に置くという、火葬でも土葬でもないスタイルで、洞窟内には頭蓋骨が所狭しと並べられ、一つの記念撮影スポットにもなっています。
Tikala村でお葬式に遭遇!
ツアーのあったこの日、Tikala村で小さなお葬式に遭遇しました。
お葬式では水牛が死者をプヤ(天国)へと連れていくと考えられていて、水牛の生贄が多ければ多いほど天国への到着も早まるそうです。そのため1度のお葬式で数十頭、多い時では何百頭という水牛が祭儀の最中に生贄として殺されます。
トラジャ族にとって人生最大のイベントはお葬式。膨大な費用と時間を費やして華やかに執り行われるお葬式を見学しました。
Palawa村のトンコナン・ハウス
ケテケス村のトンコナン・ハウス
この度はご参加いただきありがとうございました。
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