日本カンボジア国交樹立70周年記念イベント

チョムリアップ スォ(こんにちは)!!

ソックサバーイ テー?(お元気ですか?)

この度、シェムリアップでは日本カンボジア国交樹立70周年記念イベント”伝統文化交流イベント”

が行われました。

 2023年12月2日、3日の両日にわたって日本カンボジア国交樹立70周年記念イベントが今年の70周年の様々なイベントのクライマックスとしてシェムリアップのアンコール遺跡内にあるアンコールトムのバイヨン寺院で開催されました。

日本・カンボジアの外交という部分はあまり知られてはおりませんが、第2次大戦中、南部仏印への進駐ということで日本軍がカンボジアにも進駐しております。戦後、カンボジアは日本への戦後賠償を放棄してくれた国の一つでそのタイミングも最も早かった国のうちの一つです。

また、その後フランスからの独立、その後述ベトナム戦争、カンボジア内戦で戦渦に巻き込まれたカンボジアですが、1991年のパリ和平会談での内戦終結、その後の国連の暫定統治という時代を経て、日本が初めてPKOとして自衛隊を海外に派遣した最初の国がカンボジアとなります。

意外にも強いかかわりのある国なんですね。

この70周年を記念してカンボジアの伝統音楽、伝統舞踏、と日本の伝統音楽、伝統舞踏のコラボレーションが実現しました。

カンボジアの伝統舞踏、伝統音楽はユネスコの無形文化遺産になっており、日本の能楽、雅楽も同様、無形文化遺産となっております。

この両国の誇る無形文化遺産が世界的にも有名な世界遺産のアンコール遺跡で行われたわけですね。

ライトアップされたバイヨン寺院を背景に幻想的で優雅な舞が印象的な音楽とともに舞われました。

両日合わせて、現地のカンボジアの人々、在住日本人、海外の旅行者の多くがこのイベントを見に来られました。

今後の両国のますますの友好関係、発展の景気になったらいいですね。